黒田博樹氏が球団アドバイザーに正式就任!

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【広島】黒田博樹氏が球団アドバイザー就任 新井監督から「しつこいぐらいのお電話をいただいて」

12/1(木) 18:01配信

東スポWEB

黒田博樹氏

 広島OBの黒田博樹氏(47)が1日、マツダスタジアムで、来季からの球団アドバイザーとしての契約を結んだ。来季の監督に就任した新井貴浩監督(45)から、たび重なる要請を受けて受諾。現役を引退した2016年以来の現場復帰になる。

 黒田氏は「本当に何度もしつこいぐらいのお電話をいただいて、いつも切り際には『お願いします』しか言われなかった」と明かしたうえで「イメージは湧かなかったが、自分にできる範囲でやらせていただきますと(返事した)」と話した。

 今後の予定は未定。それでも黒田氏は「僕自身も入団して4、5年は結果が出ず苦しい思いもたくさんしてきた。今、苦しんでる子、なかなか結果に結びつかない投手に、少しでも何か力になれればという気持ちもある」と意欲的に話した。

 契約後に話をした松田元オーナー(71)からは「どんどん若い子に声を掛けてほしい」と言われた。黒田氏は「自分の経験したことを何か伝えてあげるというのは僕も思った」と語り、基本的には二軍施設のある大野や由宇での活動を想定している。

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黒田さんが球団のアドバイザーになるのは、チームにとっても、新井監督にとってもかなり心強いものになりそうです。

黒田さんは、カープに入団してしばらくはピッチングにかなり苦しみました。
1年目の1997年は春季キャンプが終了した後、2軍でのスタートとなりました。由宇球場での練習試合に中継ぎ投手として登板しましたが、1イニング10失点を喫する出来事がありました。当時の2軍監督である安仁屋さんは、打たれ続けても交代させずに3アウトを取るまで投げさせたのは有名な話です。

そんな苦しい時を味わっている黒田さんですから、1軍、2軍で苦しんでいるピッチャーに適切なアドバイスをしてくれるのではないかと思います。また、野球全体をあらゆる角度から見て分析する能力に長けている方なので、新井監督にも試合の進め方についても、アドバイスしてくれそうですね。

まだ具体的にどのような形でアドバイスしていくのかは未定らしいですが、黒田さんもアドバイザーに就任したからには、現役時代と同じように、命をかけて任務を遂行していくものと期待しています。