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アドゥワ投手が開幕ローテーション入り決定!

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【広島】新井貴浩監督「3戦目は任せた」25歳右腕が8年目で初の開幕ローテ入り

3/21(木) 17:00配信


スポーツ報知

開幕ローテ入りが決まったアドゥワ(左、カメラ・畑中 祐司)

 広島のアドゥワ誠投手が、開幕3戦目の31日のDeNA戦(横浜)に先発することが21日、決まった。新井貴浩監督が、この日までに「3戦目、任せたぞ」と本人に通達した。今季から先発再転向した8年目の25歳右腕。19年以来5年ぶりのローテ入りで、開幕ローテ入りは初となる。

 17日には開幕カードと同じDeNAを相手に5回1失点と好投した。黒原、玉村との争いを制した右腕について、指揮官は「本当に横一線だった。DeNA打線は右の強力の打者がたくさんいる。相手を考えてアドゥワでいってもらおうと決めた」と起用の意図を説明した。

 18年は53登板でリーグ3連覇を支え、19年には先発で3勝。20年からの3年間は右肘手術もあって1軍登板はなかったが、昨季はリリーフで14登板、防御率3・24という成績を残した。「選ばれたからには、しっかりゲームをつくれるピッチングができれば」。DeNA打線について「(オープン戦の対戦では)宮崎さんとかが出ていなかった。スタメンがどうなるか分からないですけど、強力な打線というのは変わらない、先頭をしっかり。特にそこを意識して抑えたい」と対戦を思い描いた。

 19年5月12日のDeNA戦(マツダ)ではプロ初タイムリーも放って自身プロ初完投勝利を彩ったこともある。だが、20年以降は打席に立っていない。「まさか先発をやると思っていなかったので、バッティンググローブもない。注文するか、アマゾンで買うか…。『バッティング練習しておいて』と言われたけど、どうせ打てないので、バントだけしっかり頑張ろうと思います」と、控えめに語った。

報知新聞社






先発ローテーション最後の1枠はアドゥワ投手が入る事になりました。アドゥワ投手は開幕3戦目、3月31日のDeNA戦に先発する事が濃厚となりました。

先発ローテーションの最後の1枠には、アドゥワ投手、玉村投手、黒原投手の3人が争っていましたが、開幕3戦目のDeNA打線との相性も考えて、右腕のアドゥワ投手に決まったようです。

アドゥワ投手は2018年は中継ぎで活躍してリーグ3連覇を支えました。2019年は先発ローテーションに入り3勝しましたが、その後は右肘の手術の影響もあり、2020年から2022年は1軍登板はありませんでした。昨季は1軍に復帰し、14試合に登板しました。

アドゥワ投手の武器は、やはり「動く球」ですね。ストレートもキレイなストレートはなく、微妙に動くため、相手打者が打ち損じてしまいます。

24日のマツダスタジアムでのソフトバンク戦で開幕前の最終登板になりますが、首脳陣もファンも納得できる、一発回答のピッチングを期待したいと思います。

オープン戦@ベルーナドーム 広島5-6埼玉西武 田村選手の2ランで一時逆転も直後に大道投手が決勝打を浴び逆転負け。大瀬良投手4回途中3失点と課題残す。

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広島・田村 オープン戦3号の逆転2ラン 内角144キロを右翼ポール際へ

3/20(水) 15:34配信


デイリースポーツ

 7回、右越え2ランを放った田村

 「オープン戦、西武-広島」(20日、ベルーナドーム)

 途中出場の広島・田村俊介外野手(20)が、逆転2ランを放った。

 1点を追う七回無死一塁。ボー・タカハシの初球、内角高めボール気味の144キロを力強く振り抜くと、打球は右翼ポール際へ吸い込まれた。

 14日・日本ハム戦で2打席連続本塁打を放って以来の一発はチームトップのオープン戦3号。期待の成長株が自慢のバットで存在感を示した。






田村選手の逆転2ランが出た時には、今日の試合は絶対に勝ちにいかないといけないと思いましたが、大道投手がまさかの乱調で再逆転を許し、敗れてしまいました。

西武の先発左腕のルーキー武内投手に対して1回表、野間選手はファーストゴロ、レイノルズ選手はセンターフライ、小園はサードゴロでわずか10球で抑えられました。

広島の先発大瀬良投手はオープン戦2度目の登板で、前回13日の日本ハム戦は3回無安打無失点に抑えました。1回裏、先頭の西武金子選手に四球、矢野選手の悪送球で1アウト2塁となりましたが、西武栗山選手をセカンドゴロ、アギラー選手を空振り三振に抑えました。

2回表の攻撃で1アウトから堂林がセンター前ヒットから2アウト2塁とすると、上本選手がライトへタイムリーを放ち、1-0と先制しました。

さらに3回表には先頭の矢野選手が四球、野間選手のピッチャーゴロで1アウト2塁からレイノルズ選手がライト線にタイムリーに落とし2-0としました。

大瀬良投手は3回裏1アウトから西武西川選手と金子選手に連打、西武外崎選手に四球で満塁のピンチを招き、西武栗山選手にセンターへ2点タイムリーを運ばれ、2-2の同点に追いつかれました。続く西武アギラー選手にはライト線にタイムリー2ベースを飛ばされ、2-3と勝ち越されました。

大瀬良投手は4回裏に先頭の西武源田選手に四球を与えて降板し、代った森浦投手が後続を抑えました。大瀬良投手は3回0/3を投げ76球、4安打3四球3奪三振の3失点でした。立ち上がりは上々かなと思ったのですが、3回裏は良くない時の大瀬良投手が出た感じでした。もっと下半身主導のピッチングを意識するべきではないでしょうか。少し不安の残しての開幕になりそうです。

打線は5回表、野間選手と代打の松山選手の連打から1アウト1、3塁とすると田中選手のショートゴロの間で3-3の同点に追いつきました。泥臭いカープの攻撃を見ることができました。

5回裏は3番手に育成の岡田投手が登板し、先頭の西武外崎選手にセンター前ヒット、坂倉選手の捕逸もあり1アウト2塁から西武アギラー選手にセンターへタイムリーを放たれ3-4と勝ち越されました。
見る限り岡田投手はやはり制球力に課題がありますね。今季も厳しいシーズンになりそうです。

6回裏は4番手の河野投手が西武炭谷選手、西川選手、若林選手を3人で退けました。河野投手はストレートの伸びが良くなってきたように感じました。

直後の7回表の攻撃で先頭の矢野選手が四球、続く田村選手がライトポール際に3号2ランを放り込み、5-4と逆転に成功しました。インコース高めの144キロのストレートを見事にさばいて、技ありの一発を放ちました。田村選手の開幕1軍はこれでほぼ確定ですね。

しかし、7回裏に5番手の大道投手が捕まりました。先頭の西武元山選手にライト前ヒット、1アウト後に西武佐藤選手に2ベースを打たれ1アウト2、3塁とすると西武ブランドン選手にセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを打ち返され再び、5-6と逆転されました。

打線は8回表、先頭の石原石原選手がライト前ヒットも2塁憤死、林選手と中村健人選手は連続空振り三振で終わりました。最終回も矢野選手、田村選手、秋山選手が3者凡退に終わりました。

打線は10安打ながら5得点と、効率が今一つかなと感じました。もう少しレイノルズ選手とシャイナー選手が機能してくれれば、つながりが良くなると思うのですが…。もっと長打が欲しいですね。

さて、オープン戦も残り3試合です。次回は22日、23日はPayPayドームでソフトバンク戦、24日はマツダスタジアムでソフトバンク戦です。いよいよ開幕オーダーで臨む3試合になりますが、収穫の多い3試合にしたいですね。

オープン戦@ベルーナドーム 広島1-3埼玉西武 1点を争う試合、育成ドラ1杉田投手が決勝2ラン被弾。玉村投手5回1失点粘投!

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好調 小園海斗(広島カープ)が先制弾 オープン戦 vs.西武 めざせ開幕1軍入り 玉村昇悟 育成ドラ1・杉田健にプロの洗礼

3/19(火) 18:32配信


RCC中国放送

中国放送

広島カープは、来週の開幕に向けて、いよいよ総仕上げの段階に入りました。19日は、ベルーナドームで西武とオープン戦を戦いました。

オープン戦も19日の試合を入れて残り5試合。開幕1軍入りへ、ベテランも若手も貴重な実戦でアピールしたいところです。

1回、3試合連続で3番に入った好調・小園海斗 が、まずは見せます。昨シーズン、11勝を挙げている西武の 平良海馬 からオープン戦第2号のソロホームランで先制に成功します。

一方、カープの先発は、開幕ローテ入りを目指す 玉村昇悟 。オープン戦2度目の登板ですが、ローテ入りを争う アドゥワ誠 が、日曜日に粘りの投球を見せているだけに負けられません。

しかし、その玉村の立ち上がり、2本のヒットとフォアボールでいきなり1アウト・満塁のピンチを招きます。ここで西武・中村剛也 にレフトへ同点の犠牲フライを許しますが、直後に 秋山翔吾 が好判断で誰もいない2塁へ送球。1塁ランナーの2塁へのタッチアップを防ぎ、1失点で切り抜けます。

その後、徐々に調子を取り戻した玉村は、ランナーを背負っても要所を締めるピッチングで踏ん張ります。

玉村を援護したい打線は4回、スタメンだった 松山竜平のヒットと相手のエラーもあり、1アウト・2塁・1塁とチャンスを作ります。ここで打席には期待の新戦力シャイナーでしたが、見逃し三振。勝ち越すことができません。

我慢のピッチングとなった玉村ですが、尻上がりに調子を上げ、終わってみれば5回を投げて1失点と上々の内容でマウンドを降ります。

玉村昇悟 5回 球数76 被安打5 奪三振5 失点1

玉村の後を受け、2番手でマウンドに上がったのは、同じサウスポーの 塹江敦哉 。前回登板ではストライクが入りませんでした。左の中継ぎという貴重な存在だけに心配されましたが、19日はみごと、三者凡退で役目を果たします。

塹江敦哉 1回 球数10 被安打0 奪三振0 失点0

なんとか勝ち越しを狙いたいカープは7回、先頭の秋山。逆方向への大きな当たりは、古巣ベルーナドームのレフトフェンスを直撃し、チャンスを作ります。

打席にはシャイナー。しかし、ここはショートゴロ。続く 菊池涼介 も倒れ、この回も無得点…。

連打が出ない野手陣を尻目に、投手陣は快調なピッチングを見せます。7回、3番手で登板したのは、今シーズンも “勝利の方程式” を期待される 矢崎拓也 。ランナーを出しても落ち着いて後続を断ち、貫ろくを見せました。

矢崎拓也 1回 球数13 被安打0 奪三振1 失点0

さらに8回、4番手として、ここまで1軍に食らいついている育成ドラフト1位の 杉田 健 が登板。先頭の 外崎修汰 のピッチャーゴロには、みごとなフィールディングを見せます。

続く 元山飛優 も変化球で三振に切ってとります。このままの勢いで終わりたかった杉田ですが、次のバッターにヒットを許すと、迎えるは、“おかわり君” こと、中村剛也 。通算471ホームランの記録を持つパ・リーグの強打者に勝ち越し2ランを許し、プロの洗礼を浴びます。

杉田健 1回 球数19 被安打2 奪三振1 失点2

試合はそのまま西武に逃げ切りを許しました。サバイバルのオープン戦は残り4試合です。(西武 3-1 広島)

  ◇  ◇  ◇

青山高治 キャスター
こうなってくると開幕スタメンとか開幕ローテーションとか考えていくのが楽しくなってきます。

コメンテーター 木下ゆーき さん(子育てインフルエンサー)
誰が入ってもおかしくないぐらい、みんな仕上がってきていますよね。

中根夕希 キャスター
でも、育成ドラ1の杉田投手、これまで好調だっただけに…、オープン戦で一発やられておいて、今でよかったなという感じがしますよね。

石田充 アナウンサー
そうですよね。いい経験を、実績のあるバッターからできたわけですから。あとは開幕ローテ。アドゥワ投手と玉村投手が5回1失点で同じ成績でしたから、どうなるかというところです。

中国放送







1点を争う接戦でしたが、最後は育成ドラ1ルーキーの杉田投手が2ランを被弾し、敗戦となりました。

西武の先発の平良投手に対して1回表2アウトから小園選手が2号ソロをライトスタンドへ突き刺し先制しました。

広島先発の玉村投手は対外試合4試合目の登板、ここまで9回2/3を投げ1失点の防御率0.93と好投しています。

玉村投手は1回裏に西武金子選手と外崎選手に連打され西武アギラー選手に四球を出し1アウト満塁のピンチを招くと西武中村選手にレフトへ犠飛を打たれ、1-1の同点に追いつかれました。

打線は4回表1アウトから松山選手のセンター前ヒット、秋山選手の打球をレフトの西武コルデロ選手が失策し1、2塁としましたが、シャイナー選手は見逃し三振、田村選手は遊ゴロに倒れました。

玉村投手は2回、3回ともに1アウトからヒットを打たれましたが後続を断ちました。4回裏は3者凡退に退け、5回裏は2アウトからヒットと小園選手の失策で1、2塁のピンチを背負いましたが、西武元山選手をレフトフライに打ち取り切り抜けました。

玉村投手は5回を76球、5安打1四球5奪三振の1失点でマウンドを降りました。今日の玉村投手は粘りのピッチングでした。毎度ランナーを背負いながらも得点は与えませんので、この点は評価すべきだと思います。6回裏は2番手の塹江投手が西武アギラー選手、中村選手、コルデロ選手を3人で退けました。

7回表の攻撃で先頭の秋山選手がレフトオーバーの2ベースで出塁しましたが、シャイナー選手は遊ゴロ、田村選手はセカンドゴロ、菊池選手はピッチャーゴロで勝ち越せませんでした。

7回裏は3番手の矢崎投手が西武源田選手を見逃し三振、柘植選手をライトフライ、西武西川選手に四球も金子選手をレフトフライに打ち取りました。

8回裏は4番手で育成ルーキーの杉田投手が西武外崎選手をピッチャーゴロ、元山選手を空振り三振と2アウトを取るも、西武ブランドン選手にショートへの内野安打で出塁されると、西武中村選手にレフトスタンドへ1号2ランを高々と放り込まれ、1-3と勝ち越しを許しました。

打線は8回、9回は西武の救援陣にランナーを出すことが出来ませんでした。

打線は初回の小園選手のソロホームランの1点のみで、4安打1得点に封じ込められました。やはり、あと1本が出ませんね。先発の玉村投手は合格点を与えていいと思います。開幕ローテーション入りに入っても、十分いけるでしょう。でもアドゥワ投手も黒原投手も結果を出しているだけに、新井監督も嬉しい悲鳴を上げているのではないでしょうか。

あと、1つ注文をつけたいのは、小園選手の守備力です。オープン戦で1試合に1つは失策をしているようです。今日も1つ失策して、ピンチが広がりました。結局失点にはなりませんでしたが、これが公式戦だったら大変です。小園選手の守備力は矢野選手よりも劣ります。なので、小園選手は特守して守備力を上げてほしいですね。

育成ドラ1ルーキーの杉田投手が、今日は決勝点を献上してしまいました。厳しいプロの洗礼を受けた形となりました。でも、これに屈することなく、次回の登板に向けて準備して欲しいと思います。杉田投手は今支配下登録に一番近い育成ピッチャーである事は間違いありません。

さて、20日もベルーナドームで西武とのオープン戦です。打線のつながりに注目しながら、試合を見つめたいと思います。

今年もJR西日本が「カープ応援ラッピングトレイン2024」を運行!

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広島駆け抜けるカープ電車!JRが応援ラッピングトレイン3月末から

2024年バージョンのデザイン公開!JRのカープ応援ラッピングトレインが2024年3月28日~シーズン終了まで3両1編成で広島県内を走ります。

運転線区は山陽本線、呉線、可部線。

毎年恒例となった、JRのカープ応援ラッピングトレインが2024年も3月下旬より運行開始されます。

広島駆け抜けるカープ電車!JRが応援ラッピングトレイン3月末から

カープ応援ラッピングトレインはJR西日本中国統括本部広島支社が、広島東洋カープを利用者と応援する企画の一環として2012年から運行するもの。

カープの「赤」やロゴ、選手などが車体にフルラッピングされるので、通りすがりに見かけてもかなりインパクトがあって目を引きます。

2014年のデザインはキャッチフレーズ「しゃ!」のロゴをはじめ、プレー中の選手の写真と名前が大きくラッピングされます。

▼ラッピング電車にプリントされる選手リスト

#7 堂林翔太選手
#43 島内颯太郎選手
#31 坂倉将吾選手
#51 小園海斗選手
#18 森下暢仁選手
#11 九里亜蓮選手
#33 菊池涼介選手
#28 床田寛樹選手

カープ応援ラッピングトレイン2024 デザイン

さらに新井監督のガッツポーズシーンも!

また、このラッピングトレインの車内ポスター枠には全て「新井カープ始動!」のポスター(記事冒頭画像の上)が掲出されるとのこと。外から見ても楽しく、車内でもカープを感じるラッピングトレインとなります。

運転線区は山陽本線(福山~新山口駅間)、呉線、可部線。227系3両1編成。運行期間は2024年3月28日~11月下旬頃まで。





毎年恒例のJR西日本のカープ応援ラッピングトレインの運行が始まります。

マツダスタジアムのある場所は、外野の外側に山陽新幹線とJRの在来線が走っており、タイミングが良ければスタジアムからカープ応援ラッピングトレインを見ることができます。

ドリヨシはJRを利用することはほとんどありませんが、マツダスタジアムからこのラッピングトレインが見れるように祈りたいと思います。

カープのラッピングは、広島電鉄の電車やバス、備北交通バスや広島市内のタクシーにまであります。今季はどのようなデザインになるのか、楽しみですね。

オープン戦@マツダ 広島2-2横浜DeNA(6回裏終了降雨コールド引き分け) アドゥワ投手5回1失点も課題残す。田中選手タイムリー!松山選手同点犠飛でドローに。

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【広島】残り1枠狙うアドゥワ誠5回1失点も反省「内容はいいとは言えない。先発として最低限」

3/17(日) 18:07配信

日刊スポーツ

広島対DeNA 広島先発のアドゥワ(撮影・加藤孝規)

<オープン戦:広島2-2DeNA>◇17日◇マツダスタジアム

 開幕ローテを狙うアドゥワ誠投手(25)が、開幕カードで当たるDeNAを相手に5回5安打1失点と好投した。だが、本人は「内容はいいとは言えないんですけど、先発として最低限の役割は果たせたかなと思います」と笑顔はなかった。

 立ち上がりはフォームのバランスを崩した。制球がまとまらず、2安打1死球で1死満塁のピンチを招いた。結果的に無失点に滑り出したことで、2回以降は立ち直った。5回1死一、二塁から佐野の中前適時打で1点を失うも、最少失点で切り抜けた。「初回があんな形になったので、野手の方もリズムが悪くなったと思うので、初回を3人で切れるようにしたい」。立ち上がりの投球をシーズンへの課題とした。

 残り1枠は、この日ウエスタン・リーグ阪神戦で5回無失点の黒原と玉村が候補となる。若手の争いに新井監督は「もう少し考えたい」と最終決定は持ち越しすも「なるべく早めに決めてあげたい」ともイメージ。19日西武戦に先発する玉村の登板後にも先発6番手を決めることを示唆した。





今日は終始雨の降る、寒い中での悪いコンディションでの試合となりました。両チーム共にケガ人が出なくて本当に良かったです。

アドゥワ投手は、オープン戦4試合目の登板で、3度目の先発マウンドでした。2週間後に開幕を控えた重要な舞台に、多少の気負いもあったのかと思います。初回は「(コースを)狙い過ぎて制球を乱した」と安打や死球などで走者を貯め、1アウト満塁のピンチを背負いました。

しかし、ここをなんとか無失点でしのぐと、2回以降は、徐々に落ち着きを取り戻し、5回まで77球を投げて1失点の内容でした。アドゥワ投手は「最低限、先発の役割の果たせた」と安堵の表情を浮かべ、降板後には新井貴浩監督(47)から「ナイスピッチング」と労われました。

ただ、新井監督はアドゥワ投手の先発ローテ入りについては明言しませんでした。この日のウエスタン・阪神戦では、開幕ローテ入りを争う黒原投手も5回2安打無失点と好投。さらには先発6番手の候補として5年目の玉村投手もおり、19日の西武戦(ベルーナドーム)に登板予定の玉村投手の結果を待って判断することを示唆しました。

カープの開幕先発ローテ―ションは開幕投手を務める九里投手、森下投手、床田投手、大瀬良投手、新外国人のハッチ投手の5人までが内定しています。残り1枠を、アドゥワ投手、黒原投手、玉村投手の3人で争う構図となっています。

打線では、ベテラン勢の活躍が光りました。6回裏、DeNA森原投手に対して、田中選手がライト前タイムリーで1-2。代打松山選手がライトへ犠牲フライを放ち、2-2の同点に追いつきました。ベテラン勢の活躍について新井監督は「元気ですね。若い選手は投手も野手もいい競争をしてくれていますけど、中堅、ベテランもしっかりいいものを出してくれている。開幕が近づいていますけど、いい調整ができていると思います。」とコメントしています。

若手選手の突き上げにより、中堅、ベテランの選手が刺激を受けているのは間違いありません。投手陣も野手陣も若手、中堅、ベテランがうまくリンクすれば、開幕ダッシュは現実味を帯びて来ますね。

次のオープン戦は19日、20日とベルーナドームで西武との2連戦です。開幕ローテーション入りを目指す玉村投手が19日に先発します。最後の1枠の争いはし烈です。一体どんな結末が待っているのでしょうか。

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